東北伝承の果実、山葡萄。
山葡萄は日本列島にのみ自生する日本固有の野生種で、
生命力の強い天然植物です。
その強い生命力は、滋養強壮、生活習慣病、病気療養などに飲用され、
古くは縄文時代から日本人には欠かせない健康食品として、
今日に至るまで、長く日本人の健康を守ってきました。
山葡萄は一般の葡萄のように果実が大きくなく、非常に小さいため、
それを搾った原液はとても希少です。また現代では山葡萄の採取が難しく、
その希少性から高級品・贅沢品となっています。
宮城県亘理地方は、
大正時代の初めにその搾汁を思いたち葡萄液を製造したのが、
日本の葡萄ジュースの始まりと言われています。
その亘理地方にある田所商店は、
大正時代より葡萄液製造を始め、約100年。
葡萄の栽培から製造・販売までを、一貫体制で行っています。
みちのくに伝わる伝統的な製法と技術を活かし、
葡萄本来の味わいが生きた葡萄ジュースを生産しています。